2×4工法の家

予想外のところにお金がかかる

注文住宅で家を建てるとき、間取りでまず最初に考えることは「リビング階段にするか、しないか」です。

 

まずは階段の位置を決めないと、それ以外の部屋やトイレ、浴室、キッチンの場所や広さが変わってくるからです。

 

リビング階段にするか、しないかを決める基準として設計士の人に言われたのは、例えば子どもが年頃になって、反抗期であまり家族で会話をしなくなるときもくるでしょう。

 

その時、リビング階段ではなく玄関から直接階段を上がれると、学校から帰ってきてそのまま2階にある自分の部屋に直接行ってしまい親と顔を合わせなくても暮らせる環境になる。

 

逆にリビング階段にすると、家族が集まるリビングを通らなければ自分の部屋にはいけないので、嫌でも顔を合わせる環境が作れると説明されました。

 

その時リビング階段のデメリットも説明されていました。

 

リビング階段にすると冷暖房が効きません。暖房は暖かい空気は上に上がるので部屋の暖房効率を下げます。

 

扉で仕切れるリビングの方が暖房効果は高いと言われました。

 

いろいろ考えた結果、子どもとの家族団らんを選び、我が家はリビング階段を選びました。

 

参考記事:家を建てる

 

しかしいざリビング階段にしてみると、玄関入って廊下からリビングダイニング、キッチン、階段、2階まで仕切りがなく繋がっているため、家電売り場に売っているエアコンの中で一番広い部屋のものでも事足りず、カタログから注文し30畳用のものを購入することなりました。

 

その金額が30万円でした。冷暖房の効率が下がるとは聞いていましたが、冷暖房機にお金がかかるとは聞いていなかったため余計な出費がかかったなと思いました。

 

あれから10数年がたち、今ふたたびエアコンを買い換えようと家電売り場に相談に行きました。やはりこの広さだとエアコンの値段は30万円はするそうです。

 

この家に何十年住むかわかりませんが、10年毎に30万円のエアコン代金がかかると考えるとリビング階段で正解だったのかあの時の自分に問いたくなります。

やっぱり家は3回建てるべき?

我が家は大工さんにお願いして設計から建築までしていただきました。

 

設計段階では色々な夢を持っていて、ああしたい、こうしたい等考えていました。ですが、いざ設計が始まると、なかなか思うような形になりません。

 

当たり前の事ですが、家を建てるのは初めての事。思っているだけと、それを形にしていくのとは全然違いました。

 

また、実際に建てるには予算があります。我が家の予算はあまり多くなかったため、思っている形には程遠いのだと設計を始めてから気が付きました。

 

設計の打ち合わせの度に楽しい裏側に残念な気持ちが常に付きまといました。

 

そして周りの家々を見ては「あの家大きいな」とか「お金幾ら掛けて建てたのかな」とか金額の事ばかり考えてしまいました。

 

我が家は予算と大きさがうまく合わず、結局考えていた納戸をやめ、和室の大きさを小さくして予算内に納めることで決着がつきました。

 

 

そして建てた我が家。大きさでは残念な気持ちでしたが、建ってみると本当にうれしいものです。

 

こんな風に使おう、とかこんな家具を置きたい、等とまた夢が膨らみます。

 

子供たちも大喜びで新しい家を駆けまわりました。それを見ているだけで幸せな気持ちになりました。

 

大きさより、家族みんなが楽しく暮らせればいいんだな、と思いました。

 

 

 

引っ越しも終わり、いざ暮らしてみると近所の方々も良い方ばかりでとても楽しく暮らしています。

 

ただ、暮らしてみて分かった事もあります。

 

なんと!大雨で水没する土地だったのです!

 

土地を購入する際には「大丈夫」と言われていたのですが、大雨が降ると近くの水路が増水して水没。家の中まで水浸しになる程ではないのですが、やはり気になります。

 

大雨が降ると昼間でも夜中でも飛び起きて雨雲レーダーで周辺状況を確認、寝てもいられない状況となります。

 

こればっかりは仕方ないですね。購入する前に近所の方々ともっと話をして情報を得ておくべきだと思いました。

 

 

 

家を建てて思うことは、やはり予算をしっかり確認しておくことだと思います。1000万円の家とかも十分ありえます。

 

それから自分たちがどんな家にしたいか、これだけは外せない、と言う明確なプランを持っておくこと。これにつきます。

 

我が家は確かに幸せですが、やはり収納が足りない・・・設計の段階で取りやめた納戸が本当に必要だったと改めて感じます。

 

予算も設計士の方の話も色々ありますが、外したくない場所はしっかりお願いするべきでした。

 

結局屋外に収納を購入したり、物があふれて困ったりするのですから。

 

家を建てる時、3回建てないと納得いく家はできないと聞きましたが、その言葉が心に響きます。

 

3回とまでは言わなくても、今ならもう一度同じ予算で違う間取りを考えられそうです。

 

まぁどう考えても無理なことは分かっていますけどね。